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2016/09/12 | 無垢の杉の魅力
◆無垢のフローリング―じっくりと乾燥する
西粟倉 森の学校 研修報告5回目。製材した木はその時点では、含水率といって木が含んでいる水分の割合が80%。この水分をしっかりと抜いてやらないと製品にして家の床材などに使うと割れやそりの原因になります。
西粟倉 森の学校では製材後、約3週間自然乾燥します。そして含水率を約30%まで下げます。
触った感じも見た感じも、かなり変わりました。しっとり濡れていた木の表面に水分は見られなくなり、触った感じもサラサラしています。
含水率30%になった木は、その後、乾燥機に入れて、50~60℃ぐらいの中温で5~7日間ほどかけてじっくり乾燥させます。10%まで含水率が落ちたところで、外気と調和して最終的に含水率は12%ぐらいになります。
杉材をおしゃれでかっこよく今のニーズに合った製品を開発、製造、販売されている西粟倉 森の学校。製材管理は見えない部分ですが、しっかりされていて商品に対する自信と愛情を感じました。