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2016/09/13 | 無垢の杉の魅力
◆無垢のフローリングー木の向き
西粟倉 森の学校 研修報告6回目。製材所内に置いてあった端材入れ場でのこと。みんなすっかり無垢の杉材に魅了されたのか、無垢材があるとすぐ手にとって香りをかいだり、触ってみたり。すると、すかざす森の学校の羽田さん。木の小話をしてくれました。
木には木表、木裏があります。年輪の外側が木表で、芯に近い方が木裏です。通常、室内のフローリングは木表を上にして施工されます。
それは、木の反り方に関係があります。木が乾燥すると木表側を凸にして曲がります。その木の性質を把握しながら家のどこに使うか、どの向きで使うのかが決まってくるのです。たとえば、室内の床にはるフローリングは木表を上に施工します。
そして、ウッドデッキなどの外部の床で使う場合は木裏を表にします。それは、木が反ってきたときに反った部分に水がたまるから、逆にして使うのだとか。へえ~!でしょ?