メゾネットタイプのアパートで、３階までありました。壁が薄くてお互いの足音や生活音がいつも聞こえ、とてもくつろげる雰囲気はなかったですね。私たちはお互い戸建て育ちなので、誰にも気を遣わず、伸び伸びと暮らせる良さを知っていましたので、いずれ購入するなら戸建てと思っていました。それで、ハウジングセンターに足を運びました。

全国メーカーのモデルハウスは、豪華で規模が大きく、まるで夢のよう。現実的な暮らしが思い描けなかったです。いざ営業の人と話をしてみると、「家は建てられるけど、土地を販売していない」という答えを聞いて驚き、その場を後にしました。次に訪ねた地元の住宅メーカーからは、設備付きのモデルハウスを勧められました。広かったし、間取りも良く魅力的でしたが、営業さんの接客がイマイチでどうしても買う気にならなかったです。そんな時、会社の近くに勝美さんがあることを思い出しました。

担当してくれた営業さんは、見た目を裏切るような感じの良さで驚きました(笑)　僕たちの予算を話したら、考慮してプランと試算を出してくれ、土地もこちらが出した条件にぴったりと合う場所を提案してくれました。その後、見せてもらったモデルハウスで、注文住宅の良さを知り、文句なしの即決でした。

設計士さんとも気兼ねなく、頻繁にやりとりができるほど、人間関係が築け、安心して家づくりをお願いすることができました。まずは住みたい空間や収納スペースなど、思いつくままにすべてお話しし、それらを実現した間取りが出来上がりました。次のステップとなる、床や階段の色、照明などのインテリアの選択肢に迷うほど豊富で、統一感のある空間にしてもらおうと、そこは設計士さんにお任せました。

全室にこだわったマイホームになりました。一例を挙げると、玄関には大量に収納できるシューズクローゼット、さらにベビーカーや傘などを置く玄関収納を備えました。リビングは、大勢のお客さんが招ける広さの２０畳です。床と同じ高さでつながるウッドデッキの窓を開ければ空間に広がりが生まれます。将来、子どもを授かった時に、デッキにプールを出して遊ばせたいですね。

狭小ですが、書斎を作りました。逆にこのサイズが居心地が良いですね。仕事の疲れを癒してくれる浴槽のサイズは標準よりも大きめにしました。これにはプラスの料金がかかりますが、全く後悔していません。あと、僕は、車が趣味で、毎週末、コイン洗車場に行っていました。今は家の前で車を洗っています。もう大満足のマイホームです。

私の両親は、「モノを見せない収納で、家事がしやすい間取りだね」と一緒に喜んでくれました。友人たちは「どの部屋もいちいちオシャレ」だと(笑)。土壇場まで悩んだ他メーカーのモデルハウスを買わなくて良かったです。勝美さんにお願いして本当に良かったです。