団地に住んでいました。単身者用のサイズを２軒合わせたような変形の間取りだったので、押し入れの数も多く、３人家族には十分でした。収納に関しては問題ありませんでしたが、お風呂は悩みのタネでしたね。築４０年は経っていることもあり、湯舟は小さいし、脱衣所も狭い。おまけに床のタイルは冷たいので、冬場はいつも湯冷めしていました。

時期は考えていませんでしたが、戸建て住宅を建てたいと思っていました。団地周辺で土地を探していたのですが、探してもなかなか見つからなかったんです。それが、ある日突然、団地の前で、勝美さんが分譲する住宅用地の販売が始まったんです。まさに渡りに船で、「ここが売り出されたら絶対住もう！」と決めました(笑)。一気にゴールに近づいた感じでしたね。ベランダから毎日、土地の状況を確認し、のぼりが立った時にすぐに勝美さんに連絡しました。

はい。店舗の前をよく通っていたこともあり、馴染みのある住宅メーカーさんでした。ただ、どのような家を建てられるのかは知りませんでした。伺って初めて、自分たちが住みたい家をカタチにしてくれる注文住宅だと知り、驚きました。急に、「このような家に住みたい！」という望みがいろいろと出てきました。

念願のお風呂ですね。大きな浴槽にしたこともあり、毎日、お風呂に入る時間が楽しみで楽しみで(笑)。洗面室はやや大きめの間取りにしてもらい、タオルや日用品をしまうオープンタイプの棚を作ってもらいました。まだあります！　洗濯物を干す２階のベランダへの動線は、部屋からではなく、階段の踊り場から直接、出られる動線です。動線ひとつで、家事のストレスがこんなに減るとは思いもしませんでした。

僕は趣味のプラモデル作りの作業部屋ですね。机の周りには必要な道具をずらりと並べています。塗装のシンナー臭を排気するための換気扇も付けました。環境が整って、作業効率が格段に上がりました(笑)

不満ひとつありません。実際に暮らしてみて、「後でこうしておけば良かった」という事もない。家のテイストも気に入っています。間取りの打ち合わせこそ、積極的に取り組みましたが、室内の雰囲気や外観に関しては設計士さん任せでした。打ち合わせ中、設計士さんが私たちの普段の生活や、何気ない会話から好みのテイストをキャッチしてくれて、最終的にスタイリッシュな外観と室内に落ち着きました。完成まで導いてくれた営業さんや設計士さんには感謝しています。