妻が次男の育児休暇中に勝美さんのチラシを見たのがきっかけでした。実はその時、他の住宅メーカーとの間で、ほぼ契約が決まっていたんです。ただし、不安と不満を抱えた状態でした。理由は、先方にこちらの希望を伝えても毎回、違う間取りが上がってきて、相手方のペースで進められていると感じたからです。これでは、注文住宅に依頼する意味がない。思い切って、勝美さんを訪ねました。

前の一件で、夫婦ともに疲れ果てていたので、「もう建売でいいや」と投げやりになっていました。実際に勝美さんの建売住宅を見せてもらうと、希望する部屋数がないのと、間取りが自分たちの生活スタイルに合っていませんでした。対応してくれた営業さんが、モデルハウスをいろいろと案内してくれ、自社の注文住宅の強みを教えてくれました。もう一度、マイホームづくりに取り組もうと思いました。

土地は、妻の実家に車で数分のところに見つけてもらいました。夫婦共働きで、子どもたちがまだ小さいので、何かとお義母さんに助けてもらえます。この場所から、僕の職場まで車で約20分なので通勤にも便利でした。

設計士さんとの打ち合わせ初日には、自分たちで考えた間取りを３パターン持ち込みました。「よく頑張られましたね」とねぎらってもらいました(笑)。それから設計士さんによる本格的なヒアリングが始まり、一日のスケジュールや生活スタイルを話しました。自分たちの動線にカスタマイズされた間取りを提案してもらい、とても満足しています。

吹き抜けのリビングと、そこに設けた鉄骨のストレート階段ですね。空間のアクセントになっていますし、蹴込み板がないので、圧迫感がありません。採光のため、階段を上がったホールに大きなＦｉｘ窓を２枚取り付けました。眺めも良くて、気分が上がります。もうひとつは、お風呂ですね。浴室は1.25畳の広さにしました。ゆとりがあって、仕事の疲れも取れますね。

リビングキッチンの空間ですね。モダンにしたかったので、システムキッチンの色や家電、家具はモノトーンで統一しました。リビングには小上がりの和室を配置してもらいました。今は、子どもたちの遊び場や家事スペースとして活躍しています。また、間取りに室内干しのスペースを確保してもらったので、雨の日も気にならなくなりました。心地の良い空間と作業効率のアップで、家事ストレスから解放されました。

　毎日、快適です。マイホーム購入のスタート時はいろいろありましたが、やはり“住みたい家”に妥協しなかったことが大きかったと思います。いずれ、僕の親も同居する予定での間取りですが、ここは妻の実家にも近く、夫婦ともに両家の親の世話ができます。住みやすさはもちろん、将来の人生設計においても、問題が解決できた我が家になりました。