外壁などのメンテナンスについて

外壁などのメンテナンスについて

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先日、明石市のM様邸より洗面台の不具合を見てほしいとの連絡が入りましたので行ってきました。 その件は、不具合部の写真とメーカー名・製品番号(扉裏にシール)を撮り後日連絡ということで終了。
ついでに外部の点検の依頼もありましたので行いました。

築11年目の割に、全体的にみればまだ落ち着いたほうでしたが、所々サイディングのシールに亀裂が生じていました。 お客様は、シーリングのメンテナンスの必要性について御存じないとのことであったので、 『シーリングは、立地・気象条件にもよるが早くて7年〜10年過ぎた頃から劣化が進行してくる可能性がある事。 劣化がはげしくなるとサイディング自体に反りを起こすが、そうなるとサイディングの合いじゃくり部に隙間を生じさせてしまい、 そこから雨水が侵入、そしてサイディング、下地を固定する釘や金物を止める釘穴などより漏水する可能性が出てくること。 また、一旦沿ってしまったサイディングは戻らない事』

*サイディングは工場で生産しますので、運搬できる大きさ、また施工できる長さや幅の板になっています。 現場でその板を貼っていきますが、板と板、板とサッシ、また板と軒天の取合いをシーリング(さわるとゴム状のものが防水材となるシール材)します。

又、『バルコニーの防水についても10年間は漏水保証があるが、逆をいえば10年超えると劣化が進行する可能性があること。 劣化がひどくなると防水層に割れを生じ、下階への漏水の可能性があり処理が遅れるほど修理箇所も多くなる事』以上を説明をさせて頂きました。

マンションであれば、管理費としてメンテナンスにかかる費用は必然的に毎月徴収され、それは、マンションの共用部いわゆる外壁・屋上やバルコニー、 廊下等の定期的なメンテナンスに使われることになります。
よって、外部に関するメンテナンスはある程度は管理費にてまかなえると思いますので、10年後に大きな費用が必要になるという事はあまり無いと思います。

しかし、一戸建ての場合は所有者である施主様が、メンテナンスにかかる費用を全て負担しなければなりません。 家・土地を購入する場合の多くはローン支払いのケースが多く、又子供さんたちの成長に応じて教育費などの他、車・保険・食費・家具・通信費等のお金が必要である事などがあり、 なかなかきついですが、毎月1〜2万円くらいでもメンテナンス用に貯金をすることをお奨めします。

どうしても今まで貯蓄する余裕がなかった場合でも、リフォームローンの金利が現在比較的低くなってきております。 必要な部分は早めにメンテナンスリフォームする事をお奨めします。 しかし、今がメンテナンス時期であるかどうかは、わからない方も多いと思います。私どもへ家の状態を確認してほしいの連絡を頂ければ、お家へ確認に行きますので申し付け下さい。

NEXST 賀川でした

 
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