■なら燈花会
「なら燈花会」に行ってきました。大勢の来場者で大変な賑わいでした。
「なら燈花会」は、1999年から始まり毎年8月上旬の10日間だけ、奈良市内に点在する世界遺産を中心とする会場で開催される、数万のろうそくを使用した行事(イベント)です。 「燈花」とは、灯心の先にできる花の形をした塊のことで、これができると縁起が良いとされています。
主な会場としては、猿沢池と五十二段会場・興福寺会場・奈良国立博物館会場・浅茅ケ原会場・浮見堂会場・春日大社参道会場(14日のみ)・浮雲園地会場・春日野園地会場・東大寺鏡池会場(13・14日のみ)等があります。
各会場とも一面に並べられたろうそくの灯りにより幻想的な雰囲気が演出されていました。
(参照:NPOなら燈花会公式サイト・パンフレット)
■春日大社:中元万燈籠
万燈籠は、古く室町時代や江戸時代から雨乞い祈願として行われてきた行事で、現在では人々の様々な願いを込めて全ての燈籠に浄火が灯されます。春日大社の境内には石燈籠と釣燈籠が合わせておよそ3000基あり、その多くは春日の神を崇敬する貴族や武士をはじめ多くの一般国民から奉納されたものだそうです。
昔は燈籠奉納時に油料も納められ、その油が続く限り毎晩常夜灯として火が灯されたそうです。
現在では年に2回、2月の節分と8月の中元の夜のみ、全ての燈籠に火が灯されます。
燈籠には様々な模様があり、様々な人々から寄進されたことが分かります。
日暮れとともにすべての燈籠に火が灯されると、朱色の回廊が幽玄の世界へと一変し、御社全体が幻想的な雰囲気に包まれます。
(参照:春日大社ウェブサイト・パンフレット)
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